新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまなサービスがオンライン化されました。リモートワークやリモート授業などの仕事や学校に関することだけではなく、ヨガのレッスンをオンラインで受講できる「オンラインヨガ」もその一つです。
今回は、そもそもオンラインヨガとは何かやオンラインヨガの需要と将来性、オンラインヨガを起業する方法やメリットとデメリットなどについて詳しくご紹介します。
目次
- オンラインヨガとは?
- オンラインヨガの需要と将来性
- オンラインヨガの種類と比較
- オンラインヨガで起業・開業するための資格
- オンラインヨガを開業・起業する方法
- オンラインヨガ起業・開業のメリットとデメリット
- オンラインヨガ経営で成功するポイントと注意点
- よくある質問
オンラインヨガとは?
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、非接触でヨガを楽しめるオンラインヨガが人気を集めています。ヨガスタジオとオンラインでのヨガレッスンにはどのような違いがあるのでしょうか。
まずは、ヨガスタジオとオンラインヨガの違いを、ヨガの歴史やピラティスとヨガの違いとともに解説します。
ヨガの歴史
日本でも女性を中心に人気のヨガは今から約4500年前である紀元前2500年前頃に現在のインドで誕生したとされています。
インダス文明の遺跡である「モヘンジョ・ダロ」からヨガに似たポーズが描かれた出土品が発見されていることから、インダス文明で生まれた修行法が次第にヨガとして確立されていったと考えられています。
インド地方で生まれたヨガは、誕生から1000年後である紀元前1500年頃にアーリア人が南下したことでさらに発展しました。
現在のヨガの形が確立された時期は12〜13世紀頃です。12〜13世紀以前のヨガは瞑想と座法が中心でしたが、この頃から瞑想と座法だけではなくアーサナ(ポーズ)や呼吸法(プラーナヤーマ)も加わり、現在のヨガの原型である「ハタ・ヨガ」が広がります。
ハタ・ヨガは動的なアーサナ(ポーズ)と呼吸法を組み合わせることで心身のバランスが整えられ、現代のストレスの多い社会でも心身共に良い影響を与えられます。
なお、日本にハタ・ヨガが広がった時期は1940年代です。その後「日本ヨガ協会」の設立などを経て1970年代のヨガブームによってさらに日本でヨガを楽しむ人が増えました。
1995年のオウム地下鉄サリン事件の影響でヨガ人口が激減しましたが、2003年にハリウッドセレブの間でヨガブームが起こったことをきっかけに日本でもヨガ人気が回復し、現在のヨガ人口は100万人以上とされています。
ピラティスとヨガの違い
ヨガに似たエクササイズとしてピラティスも有名です。しかし、ピラティスとヨガには目的や成り立ちに違いがあります。ここからは、ピラティスとヨガそれぞれの特徴をご紹介しながら、両者の違いを解説します。
まず、ピラティスとはドイツ人のジョセフ・ピラティスが考案したエクササイズです。インナーマッスルや体幹を鍛え、身体を健康にすることを目的に行います。
マットの上やマシンを使った運動が基本で、ピラティス呼吸という胸式呼吸での呼吸を意識します。
インナーマッスルや体幹を鍛えられるため、骨盤の歪みの矯正や筋力不足を解消できるなどの効果があります。
次に、ヨガは約4500年前のインドで誕生したエクササイズです。呼吸法や瞑想を組み合わせて心身をリラックスさせることを目的に行います。
ヨガの呼吸法は腹式呼吸です。腹式呼吸を意識しながらゆっくりとさまざまなポーズをとってキープします。腹式呼吸を意識しながらポーズをキープする事で、ストレッチの効果や心身のリラックス、ストレス軽減などの効果があります。
このように、ピラティスは身体を健康にすることを目的に行いますが、ヨガは心身のリラックスを目的に行います。また、目的が異なることから呼吸法にも違いがあり、ピラティスは胸式呼吸ですがヨガは腹式呼吸です。
ヨガスタジオとオンラインヨガの違い
これまでのヨガレッスンは、ヨガスタジオに通うことが当たり前でした。しかし、新型コロナウイルスの影響により非接触でヨガレッスンを受講できるオンラインヨガが広がっています。
そこで、ヨガスタジオとオンラインヨガの違いを確認しましょう。
まず、従来のスタイルであったヨガスタジオは、近くのスタジオに通って講師に直接指導を受けながらヨガを楽しむスタイルです。同じ目的を持つ受講生と共にレッスンが受けられるため、切磋琢磨しながらヨガを楽しめます。
一方で、現在人気を集めているオンラインヨガは、自宅でパソコンなどの映像を見ながらレッスンを受けるスタイルです。家にいながらレッスンが受けられるため、移動費や移動時間を削減でき、安心できる場所でリラックスしてヨガを楽しめます。ただし、講師から直接ポーズのアドバイスをもらえないため、上達が遅れやすいというデメリットもあります。
このように、ヨガスタジオとオンラインヨガの大きな違いは、スタジオで受講するか家で受講するかという場所の違いと、講師から直接指導を受けられるか否かです。
オンラインヨガの需要と将来性
スタジオには通わずに自宅などからオンラインでレッスンを受けるオンラインヨガ。オンラインヨガを起業・開業したい際に気になるポイントが、オンラインヨガの需要と将来性です。そこでここからは、オンラインヨガの需要と将来性をご紹介します。
オンラインヨガの需要
オンラインヨガは、新型コロナウイルスが世界的に広がる以前から存在していました。しかし、新型コロナウイルスの感染予防の意識が広がったことで非接触型のオンラインヨガの需要が急速に高まりました。
ここからは、日本と海外のオンラインヨガの需要を詳しく見ていきましょう。
日本における需要
日本におけるオンラインヨガの需要は、2020年から急速に高まっています。その理由は複数が考えられますが、特に大きい原因は新型コロナウイルスの影響です。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために全国に緊急事態宣言が発令され、外出自粛を余儀なくされた2020年。外出できずに運動不足に悩む人や精神的なストレスを感じている人が急増し、運動不足解消やストレス発散を目的にオンラインヨガの需要が高まりました。
また、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するために、ヨガレッスンを休止するスタジオが増えたこともオンラインヨガの需要が高まった要因の一つです。これまでヨガスタジオを閉鎖した講師や経営者が「これまで通りにヨガレッスンを続けたい」と思い、オンラインヨガを始めたケースもあります。
このように、新型コロナウイルスによってさまざまな方面で影響が出ていますが、その中でオンラインヨガの需要は高まり続けています。
海外における需要
海外でも日本同様、新型コロナウイルスの感染拡大に伴ってオンラインヨガの需要が高まっています。
オンラインヨガは自宅にいながらレッスンを受けられるため、国外のヨガレッスンを受けられる点も魅力です。そのため、日本で2020年に開催された「オーガニックライフTOKYO」というオンラインヨガイベントには、日本各地からはもちろん世界32カ国から参加した人もいました。
このように、コロナ禍におけるオンラインヨガの需要は海外でも高まっており、日本のオンラインヨガに参加する外国人も増えています。
オンラインヨガの将来性
新型コロナウイルスの収束は未だ見えませんが、コロナ禍の後もオンラインヨガの需要はあるのかという不安をお持ちの方もいるでしょう。
オンラインヨガは、新型コロナウイルスに関係なく今後も需要が高まると考えられています。なぜなら、オンラインヨガは自宅でレッスンを受けられることで移動費や移動時間を短縮でき、講師以外の人に見られないため外出する時に比べて身だしなみを整える必要がないためです。
オンラインヨガは安定した将来性が見込まれているため、これからオンラインヨガを起業したい方にもおすすめです。
オンラインヨガの種類と比較
オンラインヨガと一言で言っても、オンラインヨガには複数の種類があります。そのためオンラインヨガを始めたい場合は、自分に合ったオンラインヨガを選べます。
ここからは、オンラインヨガの種類を比較しながらご紹介します。
オンラインヨガの種類・比較
オンラインヨガには、「ライブレッスン型」と「ビデオレッスン型」があります。また、最近はYouTubeを活用したオンラインヨガも増え始めました。
そこでここからは、それぞれの種類の特徴を比較してご紹介します。
「ライブレッスン型」と「ビデオレッスン型」
オンラインヨガは基本的に「ライブレッスン型」と「ビデオレッスン型」に分けられます。
ライブレッスン型とは、リアルタイムでレッスンを受けられるオンラインヨガです。Zoomなどのビデオ通話ツールを使うことが多いですが、ヨガスタジオによっては独自のツールを提供している場合もあります。カメラを設置して映像を見ながらポーズを取り、マイクを使ってリアルタイムでコミュニケーションが取れるため、通常のレッスンに似た感覚でレッスンが受けられます。
一方でビデオレッスン型とは、あらかじめ収録されているレッスン動画を見ながらレッスンに参加するオンラインヨガです。自分の都合に合わせて好きな時間にレッスンが受けられるため、仕事や家事で忙しい方でもレッスンを受けやすいという特徴があります。しかし一方で、講師とリアルタイムでコミュニケーションを取れないため、アドバイスを受けられないというデメリットもあります。
このように、ライブレッスン型はリアルタイムで、ビデオレッスン型は事前収録された映像でヨガレッスンを受けます。
それぞれの特徴から、ポーズのアドバイスを受けたい方やなるべくヨガスタジオに似た環境でレッスンを受けたい方にはライブレッスン型がおすすめです。
一方で、スケジュール通りにレッスンを受けられない多忙な方や予約の手間を省きたい方はビデオレッスン型が適しています。
YouTubeを活用したオンラインヨガ
近年急速に普及し、幅広い年代で利用されているYouTubeを活用したオンラインヨガも登場し始めています。YouTubeでは、ライブレッスン型とビデオレッスン型どちらも配信されています。
YouTubeを活用したオンラインヨガは、インターネット環境があれば無料で視聴できる点が大きな特徴です。また、ライブレッスン型のオンラインヨガもアーカイブが残されることも多く、リアルタイムでレッスンを受けて後からもう一度復習するという活用方法もあります。
このように、YouTubeを活用したオンラインヨガは、誰でも無料で始められる、ライブレッスン型もビデオレッスン型も受けられるというメリットがあります。一方で、動画の視聴中に広告が入って集中力が途切れてしまう、講師からポーズの指導を受けられないというデメリットもあります。
YouTubeのオンラインヨガは、その特徴から「オンラインヨガに興味があるけど自分に合うかわからない」「お金をかけずにオンラインヨガを楽しみたい」とお考えの方などにおすすめです。
オンラインヨガで起業・開業するための資格
オンラインヨガは起業・開業する際には資格が必要なのかという疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこでここからは、オンラインヨガで起業・開業するための資格について詳しく解説します。
ヨガ資格がなくても起業・開業できる?
ヨガを教える人の多くは「ヨガインストラクター」と名乗っています。そのため、オンラインヨガで起業・開業するためにはヨガインストラクターの資格が必要と思われがちです。しかし、オンラインヨガで起業・開業するために必要な資格はありません。なぜなら、日本においてヨガインストラクターは国家資格ではないためです。ただし、ヨガの講師の経験が全く無く資格も持っていない場合は、どこかの企業に就職してヨガ講師としての知識を身につけておくべきです。
オンラインヨガで起業・開業するために資格は必要ありませんが、講師として十分な知識を身につけておかなければなりません。
ヨガインストラクターになるための条件
前述のとおり、ヨガインストラクターは国家資格ではないため必ず資格を取得しなければならないなど、ヨガインストラクターになるための条件はなく自由にヨガインストラクターと名乗れます。しかし、ヨガインストラクターを名乗るためには相応の知識が必要です。
ヨガインストラクターになるために必要な知識は、認定校や養成スクールに通うか民間の資格を取得することで身につけられます。
ヨガは正しい呼吸法や動きをしなければ効果が得られないだけではなく、受講者が怪我をしてしまう危険もあります。そこで認定校や養成スクールに通うことで、ヨガの正しい知識を学べます。現在、認定校や養成スクールは全国各地にあるため、まずは近くの認定校や養成スクールを探すと良いでしょう。
ヨガインストラクターは国家資格ではありませんが、いくつかの民間資格があります。認定校や養成スクールを修了すると、ヨガを教えるための資格を取得できます。資格を持っていればヨガの正しい知識を持っているという証明になるため、オンラインヨガで起業・開業した際のアピールポイントにもなります。
このように、ヨガインストラクターになるための条件はなく自由に名乗れます。しかし、認定校や養成スクールに通って民間の資格を取得することで、ヨガの正しい知識を身につけられてアピールポイントにもなるため、何かしらの資格の取得をおすすめします。
通信講座でも取得が可能?
ヨガインストラクターの資格は通信講座でも取得できます。特に近年のヨガブームにより通信講座の種類は急増しています。通信講座には通学講座に比べて費用が安い、移動費がかからない、移動の手間が省ける、好きな時間に学習できるなどのメリットがあります。
しかし、通信講座ではオンラインヨガ同様直接講師から指導を受けられないため、サポート体制が万全なものを選ばなければなりません。「丁寧に添削してもらえるか」「無料でメール相談できるか」などのサポート体制を確認しましょう。
また、起業・開業する場合はスクーリング制度が導入されているか否かも重要です。
ヨガインストラクターの資格は通信講座でも取得できますが、サポート体制の充実度やスクーリング制度の有無などを確認し、質の高い講座を選ぶことが大切です。
オンラインヨガを開業・起業する方法
オンラインヨガを開業・起業を検討する際、どのような準備が必要で、開業資金はいくら程度必要なのかなど、さまざまな疑問や不安が生じます。
そこでここからは、起業するまでのフロー、準備するべきこと、必要な資金を詳しく解説します。
起業するまでのフロー
オンラインヨガを起業するまでの流れは以下の通りです。
①開業する場所を決める
②開業資金の調達方法を決める
③物件を契約する際は物件を探して契約する
④開業届を提出する
⑤料金を設定する
⑥請求及び決済システムを決める
まずは、オンラインで配信するための場所を決めます。自宅から配信するのか、スタジオなどを借りて配信するかを決めましょう。
次に開業資金を調達する方法を決めます。開業資金については後ほど詳しく解説しますが、全額自分で準備するか、金融機関に借りるかなど、自己資金額を考慮しながら調達方法を決めてください。
次に、スタジオなどを借りる際は、物件を選んで契約します。オンライン配信のため、利用客のアクセスのしやすさではなく自分がアクセスしやすい物件を選びましょう。
次に開業届を提出します。開業届は個人事業主でも法人でも提出が義務付けられているため、必ず開業する前に提出してください。なお、開業届については後ほど詳しく解説します。
次に料金を設定します。料金設定は今後の売上に大きく影響するため、競合他社と比較しながら慎重に決めなければなりません。オンラインヨガの料金相場は月額6,000円前後です。レッスンごとではなく、月謝制にしてレッスンを見放題にしている教室が多い傾向にあります。相場や提供したいレッスン内容から、最適な料金を設定してください。
最後に、請求や決済システムを決めます。最近では電子決済も普及しているため、カード決済や電子決済の導入も前向きに検討しましょう。
準備すべきこと
オンラインヨガを起業・開業するために準備すべきことは、開業届の提出や集客です。
開業届は提出が義務付けられており、万が一提出しなかった場合は罰則が課せられることもあるため必ず提出しなければなりません。
開業届は自宅を管轄している税務署に提出します。税務署に持参するか、郵送、e-Taxのいずれかで提出してください。開業届の用紙は国税庁のホームページからダウンロードできます。ホームページ内の書き方の例に倣って記入漏れがないように記入し、お好きな方法で提出しましょう。
また、オンラインヨガを開業・起業する上で集客は欠かせません。集客に使うツールはホームページ、SNS、チラシ配布などが一般的です。特に、ホームページは必ず作成してください。なぜなら、オンラインヨガを検討している人の大半は、インターネットで検索して探しているためです。SNSだけを使って集客したとしても料金体系やレッスン内容を詳しく掲載したホームページがなければ、不安に感じて入会の意欲が無くなる場合もあります。ホームページは自分で作るか制作会社に依頼して作成しましょう。
必要な資金
オンラインヨガの起業・開業に必要な資金は主に以下の通りです。
- 物件の賃貸料(物件を借りる場合のみ)
- 広告費
- カメラやマイクなどの機材費
ただし、質の高い配信にするためにはカメラやマイクは性能の良い機材を揃えなければなりません。また、スムーズに配信できるように配信環境を整えることも重要です。
このように、自宅で配信する場合は配信環境の整備に資金がかかります。
オンラインヨガ起業・開業のメリットとデメリット
オンラインで配信してヨガを教えるオンラインヨガ。オンラインヨガの起業・開業には、オンラインヨガならではのメリットとデメリットがあります。
ここからは、オンラインヨガ起業・開業のメリットとデメリットをご紹介します。
オンラインヨガ起業・開業のメリット
オンラインヨガを起業・開業する大きなメリットは、初期費用が安い点です。なぜなら、オンラインヨガは1レッスン分の利用客のマットなどを揃える必要がなく、自宅で配信する場合は賃貸料や水道光熱費もかからないためです。オンラインヨガに必要な資金はオンライン配信がスムーズに行える環境整備のみのため、開業費用を大幅に抑えられます。
また、日本全国はもちろん海外に住んでいる人も利用してもらえる点もオンラインヨガのメリットです。なぜなら、ヨガスタジオはスタジオに通える人のみという制限がかかりますが、オンラインヨガはインターネット環境があればどこからでも参加できるためです。幅広い利用客を獲得できるのは大きなメリットと言えます。
オンラインヨガ起業・開業のデメリット
オンラインヨガのデメリットは、直接指導できない点です。なぜなら、オンラインヨガはあくまでも画面を通してのレッスンとなるため、直接手を添えてポーズをアドバイスするなど、的確なアドバイスができないためです。
オンラインでもなるべくアドバイスできるように、ライブレッスン型の検討や一人ひとりにアドバイスできる環境を作ることが重要です。
オンラインヨガ経営で成功するポイントと注意点
せっかくオンラインヨガを起業・開業するなら多くの利用客を獲得しましょう。ここからは、オンラインヨガ経営で成功するためのポイントや注意点をご紹介します。
資金の調達
オンラインヨガは開業費用が比較的安いため、自宅で起業・開業する場合は開業資金を全額自己負担できることもあります。しかし、カメラやマイクなど機材費が高い、物件を借りなければならないなどの理由で費用を自己資金でまかなえない場合は、日本政策金融公庫の融資制度の活用を検討しましょう。
オンラインヨガの起業・開業に活用できる融資制度は「新創業融資制度」などがあります。「新創業融資制度」とは、新たに起業・開業する人や起業・開業したての人を対象に、無担保・無保証で融資を行う制度です。金融機関の融資は審査が厳しく通りづらい場合もあるため、新創業融資制度を活用すれば資金を調達しやすいためおすすめです。
このように、国の融資制度を活用して資金を調達しましょう。
SNSやインターネットの活用
SNSやインターネットが普及している現代において、それらを活用した集客は成功のために必要不可欠です。
特に、オンラインヨガの詳細を掲載し、入会に誘導するホームページは必須です。しかし、ホームページを作っただけでは、集客効果が表れるまで時間がかかるため、SNSで情報を発信し人を呼び込みましょう。
SNSにはFacebookやInstagram、Twitterなどがあります。SNSは無料で利用できるため、有効に活用して集客しましょう。
集客ノウハウ
オンラインヨガで成功するためには、集客が重要です。しっかりと集客するためにも、SNSやインターネットの活用に加えてホームページやチラシの作成も行いましょう。
ホームページは、自分で作れれば無料で作成できます。費用はかかるものの制作会社に依頼すれば、理想とするホームページを作成できるほか、SEO対策もしてくれるためより集客効果が高くなります。予算を確認の上、ホームページの作成方法を検討しましょう。
また、近くの住民を集客する方法としてチラシ配布が有効です。店舗(自宅)付近や人通りの多い駅などでチラシを配布しましょう。
生徒が満足できるサービス提供
せっかく受講してもらったにも関わらず、サービスに不満を感じるとすぐに退会してしまい、なかなか売り上げが上がらなくなります。このような事態を防ぐためにも、生徒が満足するサービスを提供しなければなりません。
どのようなレッスンを行うか、料金設定はレッスン内容に適しているかなど、サービス内容は慎重に決めましょう。
まとめ
初期費用が抑えられ、日本全国だけではなく世界中の人に指導できるオンラインヨガ。さまざまなツールで集客して満足してもらえるサービスを提供し、オンラインヨガで成功しましょう。
なお、現在インターネットを活用して起業・開業する方法は多数ありますが、特におすすめの方法がネットショップの開設です。ネットショップを開設すれば、入会金や受講料の集金がインターネット上で完結できます。利用客にとっても、クレジットカードやキャッシュレス決済など希望する決済方法で支払うことができるため、気軽に入会できるようになります。
ネットショップを開設する際は、一つのプラットフォームで完結できる「Shopify」をご利用ください。
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